Rams and Rowes 初フ...

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ずっと編みたいと思っていたRams and Yowesが初フェアアイル作品になりました。

Kate Davisさんの作品です。
Jamiesons and smithからキットで購入しました。→
このキットを選んだのは、この作品で使われている9色全てがナチュラルカラーだったことです。
こんなにいろんな色の羊がいることに感動します。
イギリスからは1週間ほどで届きました。

 

糸は編む順番に並べて、カゴに入れました。

 

失敗その1:針の長さ。

指定では60cmですが、持っていなかったので80cmを使用しました。
最初のうちは80cmでも問題ないんですが、編み進むうちに編みにくさが増してきます。
編み地自体が80cmないのに、80cmの輪針を使うのは、やりにくいマジックループな感じ。
マジックループで編むには80cnでは短いし、80cnいっぱいに生地を広げると裏側の糸の渡り具合の調整が上手くいかない。
とにかく編みにくい、ってことで60cmを買いました。

早く買えば良かった!

注意その1:CO

CO部分は後で縁編みをする際、拾い目をするところです。
なので、provisional COみたいな別糸の作り目の方があとで楽なように思えますが、やめた方がいいと思います。
縁編みがかなり重くて、COとBO部分は負荷がかかります。
なので、普通のCOの方がいいです。

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変更その1:CO数

指定ではスティーク部分は5目ですが、6目に変更しています。
三國さんやten oldさんの著書を参考にしました。
お二人とも偶数目だったからと、スティークする箇所が目と目の間の方がハサミを入れやすいような気がしたからです。

この変更その1は失敗その3もつながります。

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糸の渡し方は、ten oldさんの本とatelier knitsさんのブログを参考にしました。
atelier knitsさんのブログはこちら→

左手と右手に糸を持ち、右手が地色です。
ニットリングもこのプロジェクト用に購入しましたが、使いこなせず、今回は使用しませんでした。

糸の渡りの目数は、5目以上の時、糸を絡めました。
嶋田先生もten oldさんも5目以上と言われてましたし、
自分でもいろんな目数試してみましたが、5目以上の時が最適だと感じました。

 

失敗その2:手加減

編み込みは慣れてくるとスイスイ進み、手加減も安定してきます。でも、最初とはかなり手加減が違っていました。
かなり編んでから気付くと大惨事です。
ほぼ同じ目数で編んでいるはずなのに、まるでスカートでも編んでるかのようになっていました。
途中でサイズをマメに測らないとダメですね。

失敗その3:糸替えの場所

スティーク6目の両サイドにマーカーを置きますが、
私は糸替えをこのマーカー部分で行ってしまったのです。
これが、このプロジェクトで最大の失敗です。

slm,k3,change color,k3,slmと編むべきでした。
私は、slm,k6,slm,change colorで編んでしまったのです。

スティークは3目と3目の間(6目にした場合)で行い、
縁編みの拾い目は、マーカーを置いた位置で行います。
糸替えは結んで行いましたが、どーしてもテンションが緩みがちですし、
糸替え箇所とスティークまで3目しかなくて生地の強度に不安が残ります。
また、私のやり方だと、結び目もしくは糸始末部分が残ってしまい、
片側だけモコモコしたすっきりしない出来栄えになってしまうので、
3目、3目の真ん中で結んで糸替えして、スティークで糸替えの結び目も切り落としちゃえば良かったです。

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注意その2:スティークする時のスチーム

スティークする時は、スティーク部分に十分なスチームをあてて、糸を絡めます。
これはハサミを入れた時に糸がほどけないようにするために行います。
ここは重要な作業だったんですが、私はこの時調子に乗ってCOとBO部分にもスチームをあててしまいました!(←ばか)
フェアアイルの糸はスチームで簡単に糸が絡まります。
おかげでCO部分とBO部分の目を拾うときに、どこに針を入れていいかわかりにくくなってしまい、難儀しました。。。

 

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失敗その4:縁編み

縁編みは本体と同じ号数の針を使用します。目数も本体と同じです。
ガーター編みなので、当然といえば当然なのですが、本体より幅が出ます。
フリルみたいになってしまいました。
raverlyのプロジェクトページを見ても、ほとんどの作品がフリルっぽくなっているのでこれでいいのかもしれませんが、私のイメージはノーフリル。
かっちりした出来上がりをイメージしていたので少々残念。
針の号数を下げれば良かった。
この部分は好みによると思います。

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縁編みを折り返して裏側に縫い付ける際は、メリヤスハギをアレンジした感じにしました。

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失敗その5:i-codeBO
この作品は本当に凝っていて、縁編みを折り返した中心を拾い目してi-codeBOをします。
これがあるとブランケットがしまります。
なので絶対外せない工程なのですが、黒い色で編まれたガーター編みの中心をまっすぐに拾い目するなんて、ローガンにはなんて厳しい作業だったことか!(涙)
何度この工程を諦めようかと思ったか。。。
こんな目に遭わないようにするために、縁編みの途中でこの部分にライフラインを入れておくことを強くおススメします。

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ブロッキングは、本体部分だけ行いました。

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糸の残量の写真です。
2番目に薄いグレーだけなくなりました。
縁編みで想像以上に糸を使います。

初めてのフェアアイルは素晴らしいプロジェクトになりました!楽しかった!!